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2024/03/19

低学年の家庭学習で先取り学習は逆効果?先取りOKとNGの学習を失敗実例も交えてご紹介!

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小学校に入学し、今までの幼稚園や保育園生活と大きく変わることの1つが、教科ごとのテストがあることです。

 

今までは、子どもが頑張ってきたことに対し「頑張ったね」「偉いね」の声掛けで終わっていたことが、小学生になると努力を点数で評価されます。子どもに自信をつけさせたいと思い、予習、いわゆる先取り学習をさせようと考えている保護者の方も多いのではないでしょうか。

 

中学受験を考えているご家庭では、小学校低学年の基礎固めの段階が重要と考え、実際に学校のカリキュラムの進度よりも先の内容を学習させているケースもあると思われます。ただし、先取り学習も、むやみに取り組んでは逆効果です。

 

本記事では、先取り学習の成功例と失敗例を体験談を交えながら、先取り学習の効果についてお伝えしますので、低学年のお子さんをもつ方はぜひ参考にしてください。

この記事を読んでほしい人

  • 低学年のお子さんをもつ人
  • 子どもの中学受験を検討している人
  • 先取り学習をさせるべきか迷っている人

この記事でわかること

  • 先取り学習の必要性とメリット・デメリットプリゼロを活用して、家庭学習を充実させる方法

低学年から先取り学習が必要?

そもそも小学校低学年から先取り学習をする必要があるのでしょうか。

 

授業の内容でいえば、小学1年生の国語はひらがな・カタカナ・簡単な漢字(田・大など)、小学2年生になると、少し難しい漢字(外・魚・雲など)や主語と述語を習います。算数は、小学1年生でたし算・引き算を習い、2年生ではかけ算九九などです。

 

あまり複雑ではない学習内容なのに、先取り学習が必要なのか疑問に思う親御さんもいると思いますが、低学年のうちから先取り学習をしておくことは大いに意味があります。

 

ここからは、低学年から先取り学習を行うことのメリットをお伝えします。

先取り学習で中学受験の勉強時間ができる

メリットの1つ目は、先取り学習を行うことで中学受験の勉強時間ができることです。

 

通常授業以外に中学受験の勉強に必要な時間は小学校4~5年生で平日1~3時間、休日は2~3時間が必要といわれ、受験直前である小学6年生では、平日3~35時間、休日はなんと8~310時間の勉強時間が必要といわれています。

 

そのため、この勉強時間を確保するためにも、低学年のうちから先取り学習をしておくことが成功のポイントとなります。

勉強のレベルが上がり中学受験に有利になる

メリットの2つ目は、勉強のレベルが上がり、中学受験に有利になることです。

 

低学年のうちから先取り学習をしておくと、自ずと勉強のレベルが上がります。学校の授業は復習となり、日々反復学習ができるため定着率も一段と上がります。とくに、小学3年生の学習内容は今後の学習の基盤づくりです。

 

小学3年生までの内容でつまずくと、小学4年生以降もなかなか厳しくなります。そのため、低学年のうちから先取り学習を行うことで、中学受験を有利に進められます。

先取り学習は子どもの勉強への自信につながる

メリットの3つ目は、子どもの勉強への自信につながることです。

 

先取り学習を行うと、学校の授業でついていけなくなる可能性が低くなります。難しい内容でも「これは先週家でやったから大丈夫」と自信をもって取り組めたり、授業で発言ができたりするのです。

 

そうすると、テストでも点数を取れて、子どもの勉強に対する自信や意欲につながります。

 

中学受験で大切なのは、モチベーションです。モチベーションの維持・向上のためにも、先取り学習は効果的といえます。

先取り学習のデメリット

ここからは、先取り学習を行うことでのデメリットをお伝えします。メリット・デメリットの両面を把握し、今のお子さんの実態に合わせて今後の学習計画を一緒に立ててください。

学校の授業を聞かなくなる

デメリットの1つ目は、学校の授業を聞かなくなることです。

 

先生が「今日の問題は……」と授業をはじめたときに、子どもは家庭学習でやったことだからと話を聞かない可能性があります。

 

クラスメイトは知らないけど自分だけが知っているという状況に嬉しくなり、答えを早々に言ってしまったり、この先の展開を周りの友達に話したりする恐れもあります。

 

授業に集中できず、友達からは白い目で見られ、先生からは「静かにしててね」と注意されてしまう可能性もあるのです。

 

このような状況を防ぐためにも、先取り学習をする意味や学校の授業をしっかり受ける意味を子どもとしっかり話しておく必要があります。

勉強ができると勘違いしてしまう

デメリットの2つ目は、自分は勉強ができると勘違いしてしまうことです。

 

とくに低学年のうちは、先取り学習をしていれば学校の授業が余裕に思えてきます。そうなると、「自分は授業で話を聞かなくてもわかるくらい勉強ができるんだ」と勘違いをしてしまう可能性があります。

 

もちろん、自信をつけることはよいことですが、余裕が生まれて勉強に対する意欲を失ったり手を抜いたりすると、気づかないうちに周りのクラスメイトに抜かれることもあります。

 

勉強ができるというわけではなく、先取り学習をしているから授業の内容がわかるという認識をしっかりもたせる必要があります。

子どもの負担になる

子どもに先取り学習をさせることの目的が親の不安からくるものであれば、子どもの負担になりかねません。

 

たとえば、「周りの子より勉強してないとついていけないのではないか」「早いうちから勉強させないと中学受験に間に合わないのではないか」と思う親御さんもいるはずです。

 

しかし、子どもは学校の授業についていくだけで精一杯だったり、勉強よりも他にやりたいことがあったりする場合もあります。

 

親の思いだけが先走って先取り学習をさせていると、子どもにとっては大きな負担になってしまい、思ったような成果が挙げられない可能性があります。

点数をとるための勉強になってしまう

多くの問題をこなすことで、テストの点数が上がり成績がついてきます。

 

ただ、勉強するというのは点数を取ることがすべてではありません。学ぶ楽しさを感じたり、答えにたどり着くための過程をしっかり理解したりするところに意義があります。

 

点数が取れるだけの勉強は上辺だけの理解になってしまい、定着もしづらいです。本当の意味で理解しているのかを確認しながら学習に取り組むのがおすすめといえます。

 

低学年から先取り学習させる注意点

 

ここからは、先取り学習の注意点について説明します。

まずは学習の習慣づけからはじめる

先取り学習よりも大切なのが学習習慣づくりです。低学年のうちは先取り学習をしているお子様が成績上位にいますが、高学年になると学習習慣がついている子の方が成績上位になってきます。

 

つまり、先取り学習をすることで短期的に成績がアップし効果が出たように見えますが、長期的に見ると、学習習慣があるお子様の方が有利になるのです。

 

勉強の習慣が定着せず、困っています

S.Sさん (鹿児島県)
小学校4年生の娘がいるのですが、勉強の週間が定着しておらず、本人の気分によって勉強をする日としない日があります。低学年の頃からしっかり勉強の習慣づくりを意識して声掛けをすればよかったのですが、「勉強しなさい」と言いすぎて勉強嫌いになることを懸念して自由にさせていたら「勉強はしたい時にする」が定着してしまいました。

勉強が楽しいと思える環境作りをする

子どもは楽しいことに興味をもち、モチベーションを維持できます。とくに低学年は、興味の有無で行動が大きく変わってくるのです。

 

「勉強は楽しいよ」と言葉で伝えても実感が湧かなければ意味がありません。勉強している姿を褒めてあげることで、勉強をすると達成感を覚えられます。

 

勉強が楽しいことだと思えるような環境作りも大切です。

継続さえできれば問題なしと考える

先取り学習ができているかどうかよりも、1日10分でも勉強が継続できていれば問題ありません。

 

子どもは勉強よりも遊びが大切です。毎日勉強が続くのはすごいことだという思考に変え、先取り学習ができていないことに焦らず、本人のペースを見守ってあげましょう。

先取りOKな学習

算数は答えまでの過程を知ってしまうと学校の授業が退屈に感じてしまう可能性があるので、おすすめは国語の勉強です。

 

国語の中でもとくに語彙を増やす勉強(漢字・ことわざ・四字熟語・慣用句)はよい先取り学習になります。

 

来年習う漢字を少しずつ覚えることで、漢字が得意になりました!

R.K (大阪府)

小学校6年生の息子がいますが、小学校3年生のころから「来年習う漢字を少しずつ書いてみる」という先取り学習を取り入れています。そうすると、学校で習ったときは「見たことある。書いたことある」というレベルになっているので、漢字テストも毎回90点を越えるようになりました!本人も自信がついたようで、漢字は得意と言っています。

先取りNGな学習

先取り学習に向かないのは、国語の教科書を先に読み進めることです。授業についていけるか不安で先に読んでおく方がよいのではないかと思いがちですが、先に読み進めてしまうと実際授業で読むときに次の展開がわかってしまい、ただ思い出すだけの作業になってしまいます。

 

テストや模試でも、その場で読んで気持ちを読み取ったり感想を書いたりする必要があります。そのため、国語の教科書を先に読み進めることはあまりおすすめしません。

 

また、理科の実験結果を先に知っておくことも、授業に対する意欲を低下させてしまいますので注意が必要です。

本当にやっておきたい勉強法は?

先取り学習をするしないにかかわらず本当に必要な勉強法とはどのようなものなのでしょうか。

毎日の学習習慣

前述のとおり、毎日の学習習慣をつけることが1番大切です。1日10分でも15分でも続けてください。学校から帰って家で勉強する時間を確保できるように環境を整えたり、前向きな声かけをしたりして習慣づくりを優先させましょう。

深く学ぶこと

勉強とはただ答えを知るだけで終わりではありません。答えにたどり着くまでの過程をよく考えたり、なぜその答えになるのかを説明したり、深い学びが本当の学力をつけてくれます。

 

深い学びができることで、勉強の本当の楽しさがわかります。

まとめ

先取り学習にはメリットもデメリットもあるので、子どもの実態に合わせて取り入れるかどうかを決めましょう。

 

先取り学習を行うときにおすすめなのが、無料アプリ「プリゼロ」です。

 

プリゼロは、学校から配布されたプリントの整理だけでなく、子どもが学習したプリントを溜めておけ、最大300件分までストックができます。日々の先取り学習の中で何をするか困ったときに読み返し、復習勉強のためのネタ帳にできます。

 

先取り学習をするときはプリゼロを活用して、先の学年や次のカリキュラムの内容に触れ、効率的な家庭学習をしてください。

この記事を書いた人

プリゼロパートナーライター

元小学校教諭や塾講師、現在子育て真っ最中の専業主婦などさまざまな経歴や経験を持つプロライターの方々が集まっています