• 暮らし

2025/11/26

教えて!ベアーズさん「ベビーシッターの気になるあれこれ」

  • ベビーシッター
  • 仕事と育児の両立

ベビーシッターの利用に興味はあるけれど、初めてで不安や迷いを感じている方も多いのではないでしょうか。今回はプリゼロと株式会社ベアーズのコラボ記事として、ベビーシッターサービスの内容や導入によるメリットなどの気になるあれこれについて、ベアーズさんにお話を伺いました。

 

仕事と育児の両立でぶつかりやすい悩み

仕事と育児を両立するご家庭からは、このようなお悩みの声がよく聞こえてきます。

 

「残業で保育園のお迎えに間に合わない」

「育児負担が夫婦いずれかに偏り、家庭内でストレスを感じる」

「自分の時間がまったく取れない」

 

保育園の保育時間は7:00~18:00に設定されているケースが多く、親の勤務時間が9:00~18:00である場合は時短勤務をしないと定刻までに迎えにいくのが難しくなります。

時短勤務を余儀なくされる中、育児と仕事の両立の難しさから離職を選ぶ親御さんも少なくありません。

 

このような状況で役立つのがベビーシッターサービスです。

しかし、日本には「他人を家に入れるのに抵抗がある」「お願いしたいけれど、子育ては親がやるべきではないか」と感じる方も多く、なかなか利用に至らないケースも多いです。

 

とはいえ、現代は核家族化が進み、昔のように同居の親や近所に住む親戚などのサポートを受けながら育児ができる時代ではなくなりました。

ベアーズでは上記を踏まえたうえで、親御さんに「他人を頼るのは悪いことではない」とお伝えし、ベビーシッターサービスの利用を提案されています。

 

ベビーシッターサービスとは

ベビーシッターサービスとは、家庭にスタッフが訪問し、ご家族の帰宅までお子さまのお世話をするサービスのことです。

お世話の範囲は、遊び相手や習い事の送迎、食事や入浴など多岐にわたります。

 

利用者層として多いのは共働き世帯ですが、自分の時間がなかなか取れない主婦の方の利用もおすすめです。

 

利用シーンもさまざまで、親御さんが残業のときの見守りや送迎サポートのほか、休日の子どもの見守りや、育休明けや復職前後のタイミングで利用する方も多いそうです。

事業所によっては0歳児保育や病児保育、早朝夜間の保育も対応可能とのことで、状況に応じて柔軟に活用できます。

 

なお、ベアーズはもともと家事代行サービスを提供する会社としてスタートしています。そのため、ベビーシッターサービスを行いながら、一緒に簡単な家事もできるのが強みです。

子どもから目を離さないことを条件に洗濯物を畳んだり、お茶碗を洗ったりしてもらうことも可能なので、共働き家庭の強い味方になってくれるでしょう。

具体的な依頼内容・利用方法

お客さまからよく寄せられるのが「自宅でのシッターサービスでは、どのようなことをしてくれるのか」というお問い合わせです。

具体的な利用例として、親御さんから「折り紙で一緒に遊んでほしい」というご依頼があった際には、事前にスタッフが折り紙の折り方を調べて学び、勉強したうえで訪問したこともあったそうです。

 

ベアーズさまの安全規定で刃物は使えないため、手でちぎった紙を使って作品をつくったり、紙粘土で遊んだりと、さまざまな工夫をこらしながらお子さまの遊び相手になってもらえます。

 

ほかには定期健診への同行や、習い事の送迎など、自宅以外の場所でのサービス提供も可能です。

珍しい依頼としては、親御さんがアーティストのライブで遠征するにあたり、ライブ中にホテルで待つ子どもを預かってほしいというものがあったといいます。

 

ほかにも「屋外のプレイルームへ行って子どもと一緒に遊んでほしい」「家族で遊園地に行くけれど、大人の手が足りないから補填として入ってほしい」など、多様な用途の利用が可能です。

よくある質問事項

続いて、ベビーシッターサービスの利用にあたってお客さまから多く寄せられる質問にお答えいただきました。

よくある質問

事前の面談は、むしろベアーズからお願いしているそうです。お子さまは十人十色であるため、性格やアレルギーなどさまざまな情報を利用前にすり合わせたうえで、適任なスタッフの選定がおこなわれています。

 

利用時の準備物も、事前にすり合わせをおこなったうえで各ご家庭にてご用意いただく流れになっています。

 

よくある質問

予約に関しては事前にお子さまの情報をすり合わせる意味でも、余裕を持って連絡をいただきたいとのことでした。特に初めての利用の場合は、予約前に一度問い合わせいただくことを推奨されています。

 

料金に関して、企業の福利厚生で利用する場合は法人割引が使える場合もあります。行政が提供するサービスチケットを活用することにより、1時間数百円からベビーシッターを利用できるケースもあるそうです。

 

なお、きょうだいがいる場合は3歳以上の未就学児1名と、12歳までの就学時1名の2名であればスタッフ1名で対応可能とのことです。

当日の延長は要相談ですが、できるかぎり対応したいと思っているとのご回答でした。

 

ベアーズが徹底する「お子さまへの配慮」

ベビーシッターサービスを利用するにあたり、一番気になるのが「子どもにどれくらい配慮してもらえるのか」という点ではないでしょうか。

今回は人見知りのある子、発達障害がある子を例に挙げ、具体的な接し方についてご説明いただきました。

 

人見知りのある子への対応

お子様への配慮

親御さんからお子さまの好きな遊びやおもちゃなどをヒアリングしたうえで、お子さまとの信頼関係を築いていくといいます。

 

すぐにお世話を始めるのではなく、親御さんがいる中で一緒に過ごしながら徐々に距離を縮めていくような接し方をすることもあるそうです。

 

お子様への配慮

お子さま一人ひとり適切な対応が異なるため、すり合わせをおこなったうえでお世話にあたります。

お子さまが得意なこと・不得意なこと、大切にしているルーティンなどの情報を親御さんからヒアリングし、安全面に配慮しながらサービスを提供します。

 

お子さまへの配慮で重視していること

ベアーズでは、すべてのご家族にベビーシッターサービスを提供するうえで、以下の3点を重視しているといいます。

 

・親御さんとの密な連携

・急なトラブルや不安時に備えた連絡体制

・子ども本人の「安心できる環境づくり」を最優先

 

これらを遵守するためにも、親御さんとの事前打ち合わせは欠かせません。万が一のトラブルにそなえた緊急連絡先や医療機関の確認も徹底しつつ、サービス終了後にはフィードバックもおこない、安心・安全のサービスを提供されています。

 

ベビーシッターサービスを導入することによるメリット

続いては、親御さん目線と子ども目線から見るベビーシッターサービス導入のメリットを解説いただきました。

 

親御さん目線のメリット

まず親御さんが得られるメリットとして、保育園に預けられる時間以外でサポートを受けられる点が挙げられます。

短時間でもサービスを利用することで自分の時間を確保できれば、心と体にゆとりが生まれ、ストレスも和らぐはずです。

 

実際に利用して、「こんなふうにやってもらえるんだ」と初めて分かることもあると思うので、ぜひ一回試してみてほしいとおっしゃられます。不安であれば親御さんが在宅しながら利用するのもおすすめです。

実際の事例として、親御さんはベビーシッターを利用したいけれど、そのご両親から反対されているという相談があり、おばあさまの在宅時にサービスをご覧いただいたことがあったそうです。

結果、「細かくサービスをしてもらえて本当によかった」と好評の声をいただいたそうです。

 

「ベビーシッターは子どものお世話をおこなうプロなので、親御さん以上に気を遣ってサービスをおこなう点で、安心してもらえたのではないか」とのことでした。

 

子ども目線のメリット

子ども目線のメリットとして、ベビーシッターは子どもとマンツーマンで接するため、その子の発達段階や性格に合わせて関わることができます。また、自宅という慣れた環境で過ごせる安心感も大きいでしょう。

 

中にはお世話を通じて、子どもからベビーシッターへ親に言えないことを相談されるケースもあるそうです。

家族や友人以外で「近すぎず遠すぎず」な人間関係をベビーシッターと構築できるのも、子どもにとっていい機会になるはずです。

 

ベアーズでは、ベビーシッターを「子どもも親も安心とゆとりを手に入れるための、日常の選択肢」と考えています。

 

お客さまから寄せられた声と活用事例

最後に、実際にベビーシッターサービスを利用されたお客さまが抱えていた課題と導入による効果を、活用事例とともにご紹介いただきました。

 

親御さんから寄せられた喜びの声

「共働きで子どもの習い事への送迎が負担でしたが、サポートいただけるようになり、親のどちらが時短勤務をするかと考えるストレスがなくなりました」

 

「ひとりで子育てをしており、保育園のお迎えが間に合わないため残業ができず、昇格のチャンスを諦めざるを得ませんでした。シッターをお願いすることで仕事を途中で切り上げることがなくなり、念願の昇進試験を受けられました」

 

「上の子の行事に行きたいけれど、下の子の預け先がなく、夫婦共働きなのでどちらも休まざるを得ない状況でした。どちらかが休めないときにシッターをお願いすることで、行事に参加できるようになりました」

 

活用事例 その1

小学校1年生のお子さまがいる30代の共働き夫婦の事例です。電車で登下校するお子さまを自分たちで見守りたいと思いながらも難しく、ベアーズに依頼されたとのことです。

 

登下校の時間はちょうど帰宅ラッシュと重なりますが、ベビーシッターがいるため毎回安全に帰宅できています。その後、ご両親が帰宅されるまでの自宅でのお世話にも対応しているそうです。

 

活用事例 その2

小学校2年生のお子さまがいる40代のご夫婦(お母さんは在宅)の事例です。お母さんが外国人で日本語が得意でなく、日本語が得意なお子さまとコミュニケーションの距離感がつかめないというご相談から導入に至りました。

 

最初はスポットでの利用でしたが、お子さまとの関係が深まる中で週2~3回の定期利用に。お世話を通じて、ベビーシッターはお子さまから悩み事を相談されるほど仲良くなったそうです。

 

時が経つ中で少しずつお母さんと子どもでコミュニケーションが取れるようになり、サービス利用頻度は隔週になりました。

お子さまにとってベビーシッターは「なんでも話せる友達」という存在になったようで、頻度を減らしつつも、利用を継続してもらっているそうです。

 

まとめ

ベビーシッターは、仕事と育児の両立に悩むご家庭や、自分の時間を確保したい方にとって心強いサポートとなります。初めての利用に不安を感じる方も多いかもしれませんが、親御さんとの密な連携やお子さまへの細やかな配慮を徹底するサービスなら、安心して任せられます。実際に利用された方々からは、育児負担の軽減や子どもの安全・安心の確保、さらには親子のコミュニケーションの改善といった多くのメリットが報告されています。ベビーシッターは「他人に頼ることは悪いことではない」という新しい子育ての選択肢として、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

プリゼロつうしん

編集部

ママパパ友達なWebマガジンのプリゼロつうしん編集部