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2024/03/01

【小学1年生向け】ひらがなを覚える家庭学習とは?

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「子どもが1年生になったけど、文字に興味がなくてひらがなを覚えてくれない」

「まわりの子が書けているのに、うちの子はまだ書けないから不安……」

 

昨今では、小学校入学前から「ひらがな」が書けるお子様が増えてきました。しかし、実際に家庭でどのように学習を進めたらよいのか悩む方も少なくないのではないでしょうか。ひらがな学習はお子様に合わせた適切なアプローチを行っていくことで、スムーズに習得することが可能です。

 

この記事では、子どもにひらがなを覚えてもらうための工夫やアイデアをご紹介します。学習を楽しく進めるためのポイントも解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

 

この記事を読んでほしい人

  • 小学校1年生のお子様をおもちの親御さん
  • これから小学校入学を控えるお子様の親御さん
  • 家庭学習の進め方に悩んでいる親御さん

この記事でわかること

  • ひらがなの正しい学習方法
  • ひらがなを学習させる際の注意点
  • ひらがなへの興味関心をもたせるコツ

 

ひらがなは全部で何文字ある?

ひらがなは50音表をもとに学習を進めますが、実際には46文字しかありません。しかし、濁音や半濁音を含めると、総文字数は71文字といえます。

 

拗音(他のひらがなの右下に小さくそえて書き表す音:〇ゃ、〇ゅ、〇ょ)は36文字、促音(他のひらがなの右下に小さくそえて表すつまり音:〇っ)は1文字です。

 

加えて、最近では長音(長く引き延ばした音:ー)を用いた表記が増えたため、ひらがな学習においても長音を含む音の練習が重要視されています。

 

ひらがなを書く練習の仕方

お子様のひらがな学習の練習法は主に3つあります。

 

  • 運筆練習
  • なぞり書きの練習
  • 一筆書きの文字の練習

 

この章では、ひらがなを書く練習の仕方について解説します。

 

運筆練習

ひらがなを書きはじめる前に、まずはさまざまな線を描く「運筆練習」を行うのがおすすめです。子どもの手の運動能力を向上させることで直線や円線などが自由に描けるようになり、スムーズに書き取りができるようになります。

 

また、手先が動くようになると鉛筆がしっかりもてるようになるので、お花や笑った顔といった曲線が簡単に描け、楽しさが広がります。ひらがなの学習において「運筆練習」は、まさに基本となる練習です。

 

なぞり書きの練習

なぞり書きの練習にもチャレンジしてみましょう。市販の運筆用ドリルを利用するほかに、親が描いた絵を子どもがなぞる方法もあります。とくに子どもが好きなキャラクターを使うことでモチベーションを高められるのでおすすめです。楽しみながら基本的な運筆スキルを身につけられます。

 

一筆書きの文字の練習

はじめてのひらがな練習は、一筆で書ける文字を選びましょう。たとえば、「し」や「つ」などは抵抗が少なく、子どもが自信をもって書けます。ただし、「つ」は鏡文字になりやすいとの声もあるため、親が子どもの練習を注意深く見守りながらサポートしてあげることが重要です。

 

子どもが文字に対して全く関心がないです

I・Rさん(山形県)

 

私の息子は、年長になっても文字を書くことに対して全く興味を持たなかったため、自分の名前すら書けませんでした。焦った私は書店で見つけたドリルや絵本などで教えようとしたのですが、本人にやる気がないため、全く覚えられませんでした。あまりにも興味がないので、就学前検診で相談した方がよいのではないかと本気で悩んでいます。

 

ひらがなをたくさん書いてみよう

ひらがなは、画数や形によって書き取りの難易度が異なります。

 

  • 形の取りやすいひらがな
  • 画数の多いひらがな
  • 難しいひらがな

 

これらの学習を効果的に行うためには、文字の難易度に合わせた効果的な方法を実施する必要があります。この章で、詳しく解説していきます。

 

形の取りやすいひらがな

まずは画数が少なく、形が簡単なひらがなを書いてみましょう。たとえば、「こ」は上と下の線の間に丸を入れるイメージで書くことでキレイに書けます。お手本をなぞる際は、親も手をそえて一緒に書いてあげることで、コツを早くつかむことが可能です。

 

画数の多いひらがな

画数の多いひらがなの練習では書き順に注意が必要です。子どもが覚えるまで、親が声かけをしてあげると正しい書き方が早く身につきます。子どもの進捗状況を見守りながら、段階的に挑戦していくのが効果的です。

 

難しいひらがな

書き順や形が難しいひらがなは、なぞり書きの練習を積極的に取り入れましょう。十字の点線が入ったタイプのノートを選ぶことで、形が取りやすくなるのでおすすめです。書きはじめる位置や途中で線が通るポイントをノートに示してあげると、徐々になぞり書きをしなくても上手にひらがなを書けるようになります。

 

できれば小学校入学までに読み書きをマスターしたいけど

A・H(福岡県)

 

娘のお友達の多くは、年長の時点で既にひらがなの読み書きができていました。しかし、娘は文字に興味がないのか、ひらがなの読み書きができません。

私自身は特に焦りを感じているわけではありませんが、小学校に入学した今は、ひらがなの読み書きができるようになってくれたらと考えています。親子で楽しみながらマスターしていければよいのですが、良い方法が思い浮かびません

ひらがなを練習する時のポイント

ひらがなを練習する時のポイントは2つあります。

 

  • 鉛筆のもち方と姿勢に気をつける
  • 身近な言葉を使って練習する

 

これからひらがな学習をはじめる方は、ぜひ参考にしてください。

 

鉛筆のもち方と姿勢に気をつける

鉛筆の正しいもち方と姿勢に注意しましょう。時には夢中になって鉛筆を強く握ることもあるため、親が子どもの手を取りながら正しいもち方を教えてあげることが大切です。

 

正しいもち方を身につけることで手の疲れを軽減し、より多くの練習ができるようになります。また、子どもが自分の手元を真上から見て書けるよう、家庭の学習環境を整えることも重要です。机と椅子の高さを調節して正しい姿勢で学習できるよう工夫してあげましょう。

 

身近な言葉を使って練習する

ひらがなの練習において、子どもの名前や身近な言葉を活用するのも効果的です。練習に使う言葉を子どもが興味のあるものにしたり、身近な体験に結びつけたりすることで楽しく学習を進められます。たとえば、新幹線が好きな子なら「新幹線の名前カルタ」を手作りするなど、家族で楽しみながら学べる工夫をしてみるのもひとつのアイデアです。

 

ひらがなの教え方のコツ

ひらがなの教え方のコツは8つあります。

 

  • ひらがなは言葉で教える
  • 絵本を使う
  • 入浴タイムにひらがな学習
  • カードゲームで遊ぶ
  • 頑張りを可視化してあげる
  • ひらがな学習は「読み」から
  • ポジティブな声掛けをする
  • 子どもが楽しくなる工夫をする

 

教え方のコツを理解することで、適切な声かけができるようになるため、学習をよりスムーズに進められます。ぜひ参考にしてください。

 

ひらがなは言葉で教える

ひらがな1字として教えるのではなく、1つの言葉として教えてあげましょう。たとえば「あ」という文字を教えるなら、「『あり』の『あ』」「『あめ』の『あ』」など、言葉をそえて教え、意味のある言葉と結びつけてあげると理解しやすいです。

 

絵本を使う

絵本は、子どもが楽しみながらひらがなに触れられる効果的な手段です。たとえば、子どもが好きな恐竜や電車のモチーフを取り入れた絵本を選ぶことで、ひらがな学習に楽しくアプローチできます。また、絵本は親子のコミュニケーションツールとしても有効です。

 

入浴タイムにひらがな学習

お風呂場にひらがなポスターを貼り、入浴中に子どもたちとクイズを楽しむのもよい方法といえます。たとえば、「『たまご』の『た』はどれ?」などの質問を投げかけて、子どもに考えさせるのも有効です。遊びを通じてひらがなに触れる、楽しい環境を作り出せます。

 

カードゲームで遊ぶ

ひらがな学習にはカードゲームも有効です。定番のカルタなどのカードゲームは、家族みんなで楽しめるので、子どもがひらがなに親しむきっかけにもなります。

 

頑張りを可視化してあげる

子どもの頑張りを可視化してあげるのも有効です。たとえば、「書けたらシールを貼ろう」といったご褒美でやる気を刺激する方法があります。ただし、ご褒美としては食べ物よりもシールなどの「頑張りが目に見えやすいもの」がおすすめです。より努力の成果を実感できます。

 

ひらがな学習は「読み」から

ひらがなを書くのは「読み」ができるようになってからはじめましょう。「読み」ができない状態で書き取りをしても、子どもが自分の書いた文字を理解できず、なかなか習得できません。

 

さらに、指先の神経の発達や筋肉の成長が不十分な時期に鉛筆をもって書き取りをするのは、非常に難しいものです。したがって、ひらがな学習は「読み」からはじめるようにしてください。

 

ポジティブな声掛けをする

ひらがな学習がうまくいくための一番のコツは、親がポジティブな声掛けをすることです。ネガティブな言葉ではなく、「こう書いた方が素敵だよ」といった前向きな言葉を使うことで、学習意欲を高めつつ楽しみながらひらがなを覚えられます。

 

子どもが楽しくなる工夫をする

モチベーションを上げるために、子どもが楽しくなれるモチーフを取り入れてあげるのも効果的です。たとえば、好きなキャラクターの絵がプリントされた鉛筆を利用すると、楽しく勉強できます。

 

まずは、子どもに興味をもってもらうことが大切です。勉強ではなく、楽しい遊びの延長といった感覚をもたせてあげましょう。

 

ひらがな学習を進める上での注意点

ひらがな学習を進める上で注意すべき点が4つあります。

 

  • 過度な指摘をしない
  • お手本とずれても気にしない
  • 消しゴムは使わない
  • ノルマを決めない

 

子どもが楽しいと感じることが何より大切ですので、親のアプローチが大切になります。ぜひ参考にしてください。

 

過度な指摘をしない

厳しい添削でダメ出しを行うのは避けるべきです。厳しすぎる指摘を受けると、子どもの学習意欲が大きく低下します。ひらがなの添削は、子どもが一番うまく書けた文字を見つけて花丸をつけるなど、ポジティブなアプローチを取るのが効果的です。

 

子ども自身が自分の成長を認識することで学習へのモチベーションが向上して、文字の練習に積極的に取り組むようになります。

 

お手本とずれても気にしない

お手本をなぞる練習は文字を練習するにあたって有効な方法ですが、子どもの書いた字がお手本と「ずれ」ていても、あまり気にする必要はありません。

お手本を正確になぞる作業は、大人にとっても難しいものです。あまり細かく指摘しすぎると、子どもの意欲を損ねてしまう可能性があります。まずは、鉛筆をもって文字を書くという作業ができたことを褒めてあげましょう。

 

消しゴムは使わない

字が枠をはみ出したり誤った字を書いたりした際に、消しゴムで消すのは避けましょう。消すという行為は、子どもの心を否定するようなものです。もしも修正が必要なのであれば、別の紙や隣のスペースに書きなおすようにしてください。

 

消さずに残しておくことで、子どもが自らの努力や進歩を認識できます。また、消すという行為は意欲だけでなく集中力も途切れさせてしまうため、消しゴムは使用しないのが効果的です。

 

ノルマを決めない

「1日〇時間は勉強しないといけない」といったルールを作ると、子どもに大きなプレッシャーを与えてしまいます。大人と違って子どもの集中力は限られているため、長時間の取り組みは意味がありません。

 

また、子どもが遊んでいる最中に無理やり学習を強要するのも逆効果といえます。学習に対してネガティブな気持ちを生む可能性があるため、ノルマ設定ではなく、親が子どもの「やりたい」をいかに引き出してあげられるかが重要です。

 

ひらがな学習は「プリゼロ」がおすすめ

ここからは、筆者が家庭で「ひらがな学習」をする際に使ったおすすめのアプリをご紹介します。私の息子は文字に対して全然興味をもってくれず、年長になってもひらがなが書けませんでした。

 

困っていた時に出会ったのが、大阪ガスさんが開発した無料アプリ「プリゼロ」でした。プロゼロは家庭学習のネタに悩む親御さんをサポートする機能が充実したスマホアプリです。

 

他の家庭学習ツールと違って園から配られる「プリントの管理」ができるので、冷蔵庫に貼りつけたり、いちいちファイルに閉じたりする必要がなくとってもラクでした。家族との共有機能も付いていて、予定を家族間で簡単に共有できるのも助かります。

子どもが好きな電車の絵本を画像データとしてアプリ内に保管しておき、子どもに「これはなんて読むのでしょうか?」とクイズを出して遊びながら学習を進められました。子どもをもつ親御さんに役立つ機能がたくさんあるから、このアプリは使えるなって印象です。

 

ひらがな学習をどうやって進めたらよいか悩んでいる方は、プリゼロを使って子どもと楽しみながら学習を進めてみてはいかがでしょうか。

 

まとめ

ひらがなの書き取りには、直線や曲線、文字の間隔など細かいポイントがたくさんあります。はじめて練習する際は少し難しいと感じてしまうかもしれませんが、親子で楽しみながら学習を進めていく工夫をすることで、スムーズにひらがなを習得できます。

 

家庭でひらがな学習を進める際は、子どもの頑張りをしっかりと褒めた上で、親が指摘しすぎないことが大切です。子どもの気持ちを尊重しながら、なによりもまず楽しんで学習を行いましょう。

 

学習=遊びの延長であることを意識するのが効果的です。プリゼロのようなアプリをうまく活用して家庭学習を習慣づけられれば、自然と自発的に学習してくれるようになります。

 

この記事を書いた人

プリゼロパートナーライター

元小学校教諭や塾講師、現在子育て真っ最中の専業主婦などさまざまな経歴や経験を持つプロライターの方々が集まっています