2024/10/17
地球温暖化やプラスチックごみ問題など、環境問題は深刻化しています。将来を担う子どもたちにとって、環境問題への意識を高め、エコ活動を身近に感じることが大切です。
この記事では、小学校低学年のお子さまでも取り組めるエコ活動と、環境問題を楽しく学べるエコ川柳についてご紹介しますので、ぜひ親子で始めてみましょう。
目次

私たちの住む地球は、今、さまざまな問題を抱えています。
例えば、地球温暖化や大気汚染、海洋汚染に森林破壊など、私たち人間だけでなく、動物や植物にとっても、とても深刻な問題です。未来を担う子どもたちのために、そして地球に住むすべての生き物のために何ができるのか、親子で一緒に考えてみましょう。
地球温暖化とは、地球の平均気温が上昇することです。
主な原因は、石油や石炭などの化石燃料を燃やすことで発生する二酸化炭素などの温室効果ガスです。地球温暖化の影響は、私たちの生活にさまざまな形で現れます。
参考:環境省「第2部 各分野の施策等に関する報告 第1章 地球環境の保全」
国では、2030年度までに2013年度比で46%の温室効果ガス削減、2050年までに温室効果ガスの排出ゼロ、再生可能エネルギー資源の活用や電化を促進による二酸化炭素排出力の削減などの地球温暖化対策が立てられています。
参考:環境省「地球温暖化対策」
異常気象の増加
気温上昇によって、大雨や洪水、干ばつ、熱波などの異常気象が起こりやすくなります。
生態系への影響
食料が減少することで動物たちの生息域が変わったり、絶滅する種が増えたりする可能性があります。
食料生産への影響
農作物の収穫量や漁獲量の減少、家畜の疫病や食物の品質が低下をもたらす可能性があります。
工場や自動車から排出される排気ガスなどによって、空気が汚染されることを大気汚染といいます。
大気汚染は、私たちの健康や環境に深刻な影響を与えます。
呼吸器疾患
ぜんそくや気管支炎などの呼吸器疾患を引き起こす可能性があります。
酸性雨
酸性雨は、森林や湖沼を汚染し、土壌や水質を劣化させ植物の成長を阻害し、森林や農作物に大きな被害を与えます。
視界不良
大気汚染物質によって視界が悪くなり、健康被害や交通事故のリスクが高まります。ニュースなどでもよく耳にするPM2.5も大気汚染物質の一つで、国からもPM2.5対策が公表されてます。
参考:環境省「微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報」
プラスチックゴミや生活排水、工場排水などが海に流れ込むことによって、海が汚染されることを海洋汚染といいます。
海洋汚染は、海洋生物の命を脅かし、生態系を破壊するだけでなく、私たちの食生活にも影響を及ぼします。
海洋生物への影響
プラスチックゴミを誤って食べてしまうことで、海洋生物が死んでしまうことがあります。
生態系への影響
海洋汚染によって、サンゴ礁や海藻が死滅し、海洋生態系が破壊されます。
食の安全
汚染された魚介類を食べることで、人体に有害な物質が蓄積される可能性があります。
日本では、海洋プラスチックごみ対策として多角的な取組によって、世界をリードしていこうという取り組みを行っています。
参考:環境省「海洋 プラスチック ごみ対策」
森林伐採や森林火災などによって、森林が減少することを森林破壊といいます。
森林破壊は、地球温暖化や生物多様性の損失など、さまざまな環境問題を引き起こします。
地球温暖化の加速
二酸化炭素を吸収する森林が減ることで、地球温暖化が加速します。
生物多様性の損失
森林に生息する動植物の生息地が失われ、絶滅する種が増える可能性があります。
土壌浸食
森林がなくなることで、土壌が雨水によって流されやすくなり、洪水や土砂崩れの危険性が高まります。
日本でも、環境保全のために森林の在り方を重要視しており、森林減少が著しい発展途上国との森林保全を目的としたパートナーシップや、違法伐採問題対策への対応などさまざまな取り組みを行っています。
参考:環境省「世界の森林を守るために」
これらの環境問題は、互いに複雑に関連し合っています。
例えば、地球温暖化は大気汚染や海洋汚染を悪化させ、森林破壊は地球温暖化を加速させる可能性があります。
環境問題の深刻さを理解し、私たち一人ひとりができることを考えていくことが大切です。

地球にやさしい暮らしを、小さなことからコツコツと、できることから親子で一緒に始めてみましょう。
ゴミを減らすことは、環境問題を解決するための第一歩です。小学校低学年のお子さまでも、できることはたくさんあります。
ゴミには、資源ゴミ、燃えるゴミ、燃えないゴミなど、いろいろな種類があります。
それぞれのゴミをきちんと分別することで、リサイクルしやすくなり、ゴミを減らすことにつながります。
牛乳パックやペットボトルは資源ゴミ、食べ残しやティッシュは燃えるゴミ、といったように、親子で一緒に分別方法を覚えましょう。
マイバッグを使う買い物に行くときは、マイバッグを持参しましょう。
プラスチック製のレジ袋を減らすことで、ゴミ削減につながります。お気に入りのマイバッグを見つけて、楽しくお買い物に出かけましょう。
給食や家の食事など、食べ物を残さずしっかり食べることも大切です。
食べ物を残してしまうと、ゴミが増えてしまうだけでなく、作るために使ったエネルギーや資源も無駄になってしまいます。
好き嫌いせず、いろいろな食材を食べてもらえるように、親御さんも味や見た目を工夫して好き嫌いをなくしていけるよう努力してみましょう。
地域によっては、スーパーや公共施設などに、牛乳パックやペットボトル、古紙などを回収するリサイクルステーションが設置されている場合があります。
リサイクルステーションを利用することで、ゴミを資源として有効活用することができます。親子で一緒に、近所のリサイクルステーションを探してみましょう。
使わなくなったおもちゃや衣服などを、フリーマーケットやリサイクルショップで販売したり、譲ったりしてみましょう。
まだ使えるものを捨てるのではなく、必要な人に使ってもらうことで、ゴミを減らすことができます。

ゴミ問題以外にも、エコ活動はたくさんあります。どんなエコ活動があるのか具体的な活動を3つご紹介していきます。
使っていない部屋の電気はこまめに消しましょう。「ちょっとの間だから」と電気をつけっぱなしにせず、こまめに消すことが大切です。
歯磨きや手洗いの際に、水を出しっぱなしにしないようにしましょう。
水を流しながら歯を磨くと、たくさんの水が無駄になってしまいます。コップに水を入れてうがいをするようにしたり、こまめに蛇口を閉めるようにしたりすることで、節水につながります。
夏は涼しい服装を心がけ、冬は暖かい服装をすることで、エアコンの設定温度を控えめにすることができます。
少しの工夫で、無理なく節電することができます。
グリーンカーテンは、夏の暑い日差しを遮り、室温の上昇を抑える効果があります。エアコンの使用を減らすことができ、節電につながります。
また、植物を育てることで、二酸化炭素を吸収し、酸素を供給してくれるので、地球温暖化の防止にも役立ちます。
加えて、子どもたちが植物の成長を間近で観察することで、環境問題への意識を高める良い機会になります。

エコ活動について学んだら、次は親子でエコ川柳作りに挑戦してみましょう。
エコ川柳とは、環境問題やエコ活動をテーマにした五・七・五の短い詩のことです。川柳を通して、環境問題について楽しく考えるきっかけになります。
まずは、節電、リサイクル、ゴミ問題などテーマを決めます。五・七・五の言葉で、テーマに関するメッセージを表現してみましょう。
エコ川柳を作るポイントとして大事なのが、わかりやすい言葉で作るということです。無理に難しい言葉を使おうとせず、子どもの発想をそのまま川柳にしましょう。
また、日常生活と関連付けると作りやすいです。食事、睡眠、学校、お手伝いなど、普段当たり前に行っていることで考えてみると発想しやすいかもしれません。
はじめは五・七・五のリズムをとるのが難しいかもしれませんので、慣れてくるまではリズムのことはあまり考えずに作るのがよいでしょう。慣れてきたら五・七・五のリズムにしたがって作成してみてください。
エコ川柳の例
川柳といってもどんな川柳を作ればよいかわからないという親御さんも多いでしょう。いくつか例を挙げますので、お子さまと一緒に考えてみてください。
五・七・五の短い言葉で表現するということは、子どもたちにとって簡単なことではありません。そのため、子どもたちはリズムに合わせた文章を作ろうと努力します。
短い文章の中で自分の伝えたいことを相手に伝えるように工夫することで、語彙力、表現力、発想力を育むことができます。
多くの実践をすれば、より能力の向上も見込めるので、語彙力や表現力などを向上させたいという親御さんにも、川柳は非常におすすめです。
作ったエコ川柳を、地域のエコ川柳コンテストに応募してみましょう。
多くの自治体や団体が、環境問題への意識向上を目的としたエコ川柳コンテストを開催しています。入賞すると、賞品がもらえるだけでなく、お子さまの作品が一般公開されることで、多くの人に環境問題について考えてもらうきっかけになるかもしれません。
コンテストへの参加を通して、子どもたちのモチベーションを高め、環境問題への関心をさらに深めることができます。

エコ活動は、子どもたちの成長にさまざまな良い影響を与えます。
責任感や自主性を育むだけでなく、問題解決能力を高め、環境を大切に思う心を育てることにもつながります。
エコ活動を通して、子どもたちは「自分たちの行動が環境に影響を与える」ということを学びます。
例えば、電気をこまめに消したり、水を出しっぱなしにしないようにしたりすることで、エネルギーを節約できることを実感します。
このような経験を通して、自分の行動に責任を持ち、自ら進んでエコ活動に取り組むようになるでしょう。
子どもたちは、エコ活動を通して、問題の原因を探り、解決策を考え、実行するというプロセスを経験します。
例えば、ゴミ問題に取り組む中で、ゴミを減らすためにはどうすれば良いのか、リサイクルするにはどうすれば良いのかなどを考え、実践していく中で、問題解決能力を高めることができます。
エコ活動を通して、子どもたちは自然と触れ合い、環境問題について学ぶことで、環境を大切に思う心を育むことができます。
例えば、グリーンカーテンを育てることで、植物の成長を間近で観察し、自然の大切さを実感することができます。
また、エコ川柳を作ることで、環境問題について深く考え、自分自身の言葉で表現することができます。これらの経験を通して、子どもたちは環境問題に関心を持ち、環境を大切に思う心を育んでいきます。
この記事では、小学校低学年のお子さまでもできるエコ活動と、エコ川柳の作り方をご紹介しました。
地球温暖化やゴミ問題など、地球は今、さまざまな環境問題を抱えています。未来を担う子どもたちのために、そして地球に住むすべての生き物のために、親子で一緒にエコ活動に取り組んでみましょう。
エコ活動を習慣化するのにも役立ててほしいのが、無料アプリ「プリゼロ」です。
カレンダー機能で、毎日のエコ活動を記録できますし、「今日はゴミの日」など、リマインダーとしても活用できます。
また、実行したいエコ活動をふせんに書き込み、達成できたら一緒にチェックマークを付けるなどすれば達成感を味わえます。共有機能を活用すれば、みんなでエコ活動に取り組むこともできます。
プリゼロを活用して、家族で楽しみながらエコ活動を習慣化してみてください。
この記事を書いた人
プリゼロパートナーライター
元小学校教諭や塾講師、現在子育て真っ最中の専業主婦などさまざまな経歴や経験を持つプロライターの方々が集まっています
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