2025/02/04
デジタル社会を生きる子どもたちにとって、プログラミング的思考力は、あれば良いスキルではなく必須の力となっています。しかし、多くの親御さんは「プログラミングは難しそう」「どう始めれば良いのかわからない」といった不安を抱えているのではないでしょうか。
プログラミング的思考は特別な才能や高度な知識がなくても、日常生活の中で楽しみながら育てることができます。
この記事では、プログラミング教育のプロフェッショナルである「プログラボ」と「プリゼロ」のコラボ記事として、子どもの創造力と発想力を伸ばすプログラミング的思考の基本から、家庭でできる具体的な実践方法まで、わかりやすくご紹介します。
目次

小学校の授業でもプログラミング教育が取り入れられたこともあり、プログラミング的思考という言葉も注目を集めるようになりました。
これはパソコンの操作やプログラミングの技術だけを指すものではありません。
文部科学省ではプログラミング的思考について以下のように述べています。
「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」
引用元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」
つまりプログラミング的思考とは、日常の問題を解決するための考え方です。
具体的には「物事を順序立てて考える」「問題を小さく分けて考える」という2つの要素が基本となります。
例えば、子どもと一緒におもちゃの片付けをするとき、「まずブロックを集めよう」「次は車のおもちゃを箱に入れよう」というように順番に整理していく過程が、まさにプログラミング的思考なのです。
「論理的思考」と「プログラミング的思考」は、似ているようで異なる考え方です。
論理的思考は「なぜそうなるのか」を考えることに重点を置きます。一方、プログラミング的思考は「どうやって解決するか」という具体的な手順を考えることを重視します。
例えば、朝の準備が遅れがちな場合、なぜ準備に時間がかかるのかを考え、解決するための手段を考えることが論理的思考に対し、プログラミング的思考は「着替え→顔を洗う→歯磨き」など、より効率的な手順を重視して最適な解決策を考えることを言います。
プログラミング的思考は、小学校低学年から育くめる力です。この時期の子どもたちは、具体的な体験を通じて学ぶと良いでしょう。
このような活動を通じて、子どもたちは自然とプログラミング的思考を身につけていきます。大切なのは、失敗を恐れずにチャレンジできる環境を作ることです。
プログラミング的思考は、将来の学習や生活の基礎となる大切な力です。
毎日の生活の中で、子どもと一緒に「どうしたら上手くいくかな?」と考えていくことで、効果的な学習が可能になります。

近年、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。プログラミング的思考が注目される背景について、詳しく見ていきましょう。
私たちの身近な生活の中で、AIやロボットなど、さまざまなデジタル技術が活用されています。自動販売機やお掃除ロボットなど、便利な機械が増えていますが、これらは人間が意図した処理を行うためのプログラミングが組み込まれているのです。
また、政府が推奨するDX化により、作業効率化や生産性向上などを目的に、多くの企業でAIなどのデジタル技術の導入が進んでいます。身の回りでデジタル技術を目にするのが当たり前の時代になり、デジタル技術の存在は私たちの生活において当たり前の時代となりつつあります。
このような社会の変化に伴い、求められる力も変化しています。デジタル技術と共に問題を解決する力、直感や創造力だけで物事を決定するのではなく、プログラミング的思考で答えを導く力が、これからの時代には必要とされています。
文部科学省は、子どもたちがプログラミング的思考を身につけることを推進しています。その目的は、単にコンピュータの操作方法を教えることではありません。
プログラミング教育を通じて目指す育成すべき資質・能力を育む目的もあります。主な目的は以下の通りです。
算数の授業では「図の作成において、プログラミング的思考と数学的な思考の関係やよさに気付く学び」、音楽の授業では「創作用のICTツールを活用しながら、音の長さや高さの組合せなどを試行錯誤し、音楽をつくる学び」などがあります。
これらの学びを通じて、子どもは段階的にプログラミング的思考を身につけていきます。
引用元:文部科学省「小学校段階におけるプログラミング教育の在り方について」

プログラミング的思考は、子どもの未来を豊かに広げる可能性を秘めています。
具体的にどのような力が育つのかご紹介します。
プログラミング的思考を身につけることで、子どもは「こうしたらどうなるかな?」と自由に発想する力が育ちます。
例えば、積み木遊びの中でも「別の方法で組み立ててみよう」「新しい形を作ってみよう」という創造的な試みができるようになります。
「困ったことが起きたとき、どうすれば解決できるだろう?」という考え方が身につきます。
例えば、宿題をやり忘れないために「連絡帳をチェックする→机の上に教科書を出しておく」といった工夫ができるようになります。
プログラミング的思考は、自分の考えを順序立てて説明する力も育てます。相手に分かりやすく伝える力が自然と身につきます。
目標に向かって段階的に取り組む習慣が身につくことで、学習への意欲も高まります。
「この問題を解くためには、どんな手順で考えればいいかな」と、集中して取り組めるようになります。
プログラミング的思考は、将来どんな職業に就くとしても役立つ力です。
デザイナーとしてイラストを描く手順を考える、お料理人として効率の良い調理手順を組み立てる、建築家として家の設計図を組み立てるなど、さまざまな職業の場面で活かすことができます。
プログラミング的思考は、子どもの可能性を広げる大切な力です。
ただし、すぐに成果を求める必要はありません。日々の生活の中で、子どもと一緒に考え、工夫する時間を大切にしていきましょう。
以下の記事でも詳しくご紹介しておりますので、こちらも合わせてご覧ください。
小学校低学年で学ぶプログラミング教育を家庭学習で先取り!メリットやおすすめの勉強方法をご紹介!

プログラミング的思考は、特別な教材がなくても家庭で楽しく身につけることができます。
ここでは家庭でできる、プログラミング的思考を育める具体的な方法をご紹介します。
子どもの毎日の生活の中で、自然とプログラミング的思考が育つ場面がたくさんあります。
例えば、お片付けの時間には「おもちゃの種類ごとに分けて、箱に入れる」という手順を一緒に考えることができます。また、お着替えの時には「パジャマを脱いで、下着を着て、制服を着る」という順序を意識することで、自然と物事を順序立てて考える力が育ちます。
さらに、洗濯物のお手伝いでは「たたんで、種類ごとに分けて、引き出しにしまう」という工程を通じて、分類と手順を学ぶことができます。
低学年の子どもには、簡単なレシピでお菓子を作ったり、折り紙の手順を考えたり、通学路を地図に書いたりする活動がおすすめです。
中学年になると、一週間の学習計画を立てたり、家族の誕生日カードを作る手順を考えたり、自分の部屋の模様替えを計画したりすることで、より複雑な思考力を育むことができます。
プログラミング的思考は、遊びの中でも自然と身につきます。
例えば、ヒントカードを順番に並べて道順を作る「宝探しゲーム」や、予算を決めて予算ちょうどになるように買い物をする「お買い物ごっこ」、見本の形を作るための手順を考える「積み木チャレンジ」などを通じて、楽しみながら論理的に考える力を育てることができます。

プログラミング的思考を育むといっても、小さな子どもは途中で飽きてしまったり、うまくいかずに投げ出してしまったりすることもあります。
ここでは、子どもたちが継続してプログラミング的思考を育むためのポイントをご紹介します。
子どもの考える力を伸ばすためには、適切な声かけが重要です。
「どうやったらできそう?」と問いかけたり、「その方法を教えてくれる?」と説明を促したりすることで、自分で考える力が育ちます。
また、「よく考えたね」「工夫できたね」と、具体的な行動を褒めることで、さらに考える意欲が高まります。
子どもが考えがまとまらないときは、「まずは簡単なところから始めてみよう」と声をかけることで、少しずつ取り組む意欲を引き出すことができます。
失敗を恐れるときには、「うまくいかなくても大丈夫。一緒に考えよう」と安心感を与え、やる気が続かないときには、「少しずつでいいよ。小さな目標から始めよう」と励ますことが効果的です。

イード・アワードプログラミング教育部門で3年連続顧客満足度最優秀賞を受賞しているプログラボは、ロボットプログラミング教育を通じて、子どもの「夢を実現するチカラ」を育むためSTEAM教育を取り入れた専門教室です。
STEAM教育とは、多くの国で取り入れられている学習方法です。
科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、芸術(Art)、数学(Mathematics)の5つの分野を統合的に学び、理文系の垣根を越え、創造性や問題解決能力などを育む教育で、近年、文部科学省でも推奨しています。
引用元:文部科学省「STEAM教育等の各教科等横断的な学習の推進」
プログラボでは、実際にロボットを組み立て、動かすことを通じて、楽しみながらプログラミング的思考を身につけることができます。
授業は、「導入→本質の理解→気づき→振り返り」という流れで進みます。
まず、その日の学習内容を確認し、プログラミングの本質を理解します。次に、実際にロボットを動かしながら、試行錯誤を通じて新しい発見をします。最後に、学んだことを振り返り、次回への意欲につなげていきます。
教育版レゴ® マインドストーム®EV3、レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムなどの、世界的に評価の高い教材を採用しています。これらの教材を使うことで、子どもは楽しみながら、フロー制御や変数の仕組みを学び、プログラミングの基礎を身につけることができます。
さらに、プログラボでは経験豊富な講師陣が、子ども一人ひとりの理解度や興味に合わせて丁寧に指導します。「うまくいかない」「難しい」と感じたときも、講師が寄り添いながら、子どもが自信を持って学び続けられる環境を整えています。
プログラボでは、完全オリジナルのカリキュラムで、年代・時代の変化、また、子どもの成長に合わせた学びを提供しています。。
カリキュラムの特徴は、「ロボットの仕組み・機構」と「プログラミング」という2つの要素を、バランスよく学べる点です。ただロボットを組み立てて動かすだけではなく、モーター1つの動きから始めて、徐々にステップアップしていく体系的な学習方法を採用しています。
授業構成にも工夫があります。新しいロボットの仕組みを学ぶときは、既に習得したプログラミングの内容を活用します。反対に、新しいプログラミングを学ぶときは、シンプルなロボットを使用することで、学習内容に集中できるよう工夫しています。
テキストは、子どもが身近に感じられるように工夫されています。例えば、普段の生活の中にある仕組みや出来事をテーマにすることで、自然と興味を持って取り組むことができます。
さらに、プログラボの学びはロボットプログラミングだけにとどまりません。ゲーム制作や動画表現など、子ども自身が「好きなこと」を見つけられる環境を整えています。
このように、プログラボでは単にプログラミングを教えるだけでなく、子どもの「学びに対する喜び・意欲」「視野や興味の幅を広げ深く追求する心」「自らの力でやり抜く精神」を総合的に育てています。
プログラボでは、子どもの年齢や学年に合わせて、段階的に学べるカリキュラムを用意しています。

ビギナーコースは、年長から小学1年生を対象とした入門コースです。
50分という無理のない授業時間で、タブレット端末を使った直感的なプログラミングを学びます。教育版レゴ® マインドストーム®EV3、レゴ® エデュケーション SPIKE™ プライムを使用し、モーターやセンサーの仕組み、プログラミングの基礎を楽しく身につけることができます。
ビギナーコースを修了した後は、スタンダードⅠコースへステップアップします。
このコースでは、タブレットからパソコンへと進み、マウスやキーボードの操作も含めて学習します。ビギナーコースで学んだ基礎をもとに、子ども自身の創造性を活かした作品作りや、クラス内での競技にも挑戦します。
さらにスタンダードIIコースでは、90分じっくりと取り組める授業時間となります。
身の回りにある物の仕組みを再現するなど、プログラミングの実社会での活用について学びます。また、プログラボ独自のロボットコンテスト「プログラボカップ」などの競技会を通じて、チームワークやルールの重要性も学びながら、環境問題や食糧問題など、SDGsの課題解決をテーマにした競技に取り組みます。
プログラボに通う子どもとその親御さんから、具体的な学習効果や変化について多くの声が寄せられています。
プログラボに通い始めたきっかけは、「タブレットを使う小学校の授業に向けた準備」「ロボットへの興味」「ロボット教室の案内チラシを見た」など、それぞれの理由はさまざまです。多くの親御さんが、子どもの体験レッスンでの生き生きとした様子や、先生方の柔軟な指導に魅力を感じて入会を決めたとのことです。
実際に通ってみると、予想以上の効果が表れています。
例えば、日常生活の中で「この機械はどういう仕組みで動いているのかな」と身の周りの物事に興味を持つようになったり、課題に対して粘り強く取り組む姿勢が身についたりしているそうです。
また、授業においても、「失敗を恐れずにチャレンジできる」「子ども一人ひとりの個性を大切にした指導をしていること」「仲間と一緒に試行錯誤しながら学べる」といった環境が、子どもの成長を後押ししてくれると感じているようです。
また、単にプログラミングを学ぶだけでなく、お友達との関わりを通じてコミュニケーション能力も自然と育まれています。授業以外でも、様々なイベントを通して、学年の異なる仲間と協力しながら課題に取り組む経験もできます。
親御さんからは「子どもの可能性を広げる場として、ぜひおすすめしたい」といった声が多く寄せられています。まずは無料体験で、子どもの様子を見てみてはいかがでしょうか。
プログラボでは、実際に子どもがロボットプログラミングを体験していただける無料体験レッスンを実施しています。
体験レッスンは、ロボット制作とプログラミングを含む60~90分の充実した内容となっています。一部の教室では、実際の授業(50分または90分)に参加できる体験授業も実施しています。
お申し込みは簡単です。プログラボのウェブサイトから、以下の手順で予約できます。
ご不明な点やご要望がありましたら、お申し込み時にお気軽にお知らせください。また、授業見学のみをご希望の場合も承っています。
なお、各教室では感染症対策として、手指消毒や定期的な換気、教材の衛生管理などを徹底しています。
まずは無料体験レッスンで、子どもの可能性を広げる第一歩を踏み出してみませんか?
この記事では、「プログラボ」と「プリゼロ」のコラボ記事として、プログラミング的思考の重要性と、それを育むための具体的な方法をご紹介しました。
プログラミング的思考は、単なるコンピュータスキルではなく、物事を順序立てて考え、効率的に問題を解決する力です。この力は、専門教室での学びだけでなく、日常生活の中でも育んでいくことができます。
ご家庭でプログラミング的思考を育むために、プリゼロの便利な機能をぜひご活用ください。
プリント機能を使えば、お片付けや料理の手順を子どもと一緒に記録できます。「まずこれをして、次にあれをする」という具体的な手順を視覚化することで、物事を順序立てて考える習慣が自然と身につきます。
また、ふせん機能では、食器を運んだり、洗濯物をたたんだりといった毎日のお手伝いリストを作成できます。達成をチェックしていくことで、子どもの「やり遂げる力」も同時に育てることができます。
このように、プリゼロを活用し、楽しみながらプログラミング的思考を育む環境づくりをしてみてはいかがでしょうか。
この記事を書いた人
プリゼロパートナーライター
元小学校教諭や塾講師、現在子育て真っ最中の専業主婦などさまざまな経歴や経験を持つプロライターの方々が集まっています
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