2024/03/01
家庭学習には、学校の授業を復習したり弱点を補強したり、少し先取りして学習を進めたりと、いろいろな方法があります。
そのため、「我が子にはどの方法がベストなの?」「先生に褒められるような内容や書き方はある?」などと、悩みが尽きない方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、家庭学習におすすめの内容や書き方、低学年のお子さんと一緒に楽しめる工夫を紹介していきます。家庭学習についてお悩みの方の参考になれば幸いです。
目次

「そもそも家庭学習で何をしたらいいの?」と家庭学習のネタに悩む方は少なくありません。しかし、家庭学習のネタは、各家庭で自由に決めていいものです。
学校から出された宿題がある場合はそちらを優先させる必要がありますが、それ以外は家庭でよく考えて決めましょう。
お子さんが「これやりたい!」というものがあれば、ぜひ採用してあげてください。すると、家庭学習のモチベーションも高く保てます。
家庭学習に大切なのは、お子さんが自分からやろうという気持ちで楽しく取り組むことです。小学校低学年の家庭学習は、内容よりも将来に向けて学習習慣をつけるという意識で行いましょう。
難しい内容や、周りの子どもとは違う特別な勉強をする必要はありません。
お子さんが提案した内容が、学校での学習に直接結びつかなそうなときには、以下の方法がおすすめです。
このように工夫しながら家庭学習のネタを決めていきましょう。
小学校低学年の家庭学習のネタは、身近なものや手軽なもので十分です。何よりも、お子さんの「やってみたい」という意欲を大切にしましょう。
しかし、お子さんから意見がなかなか出ない場合もあります。そのときは、親御さんもお子さんと一緒になって考えてあげましょう。お子さんに一方的に押しつけるようにしないのが重要です。
自分の好きなことや興味のあることからネタを探してあげると、お子さんもスムーズに学習に取り組めます。
家庭学習のネタは、生き物やスポーツ、食べ物、アニメなど何でもアリです。すぐに思いつかない場合は、お子さんに好きなものを書き出してもらうところからスタートしてみましょう。
たとえば、恐竜が好きなお子さんなら、どの時代にどのような恐竜がいたのかグループ分けしてみるだけでも、進化の歴史の勉強になります。
ご飯が好きなお子さんなら、お米に焦点を当てて、日本の米食の歴史や、世界の中でお米を主食にする国を調べるなど、発展させていくのがおすすめです。
ほかにも、例をいくつか挙げます。

「アニメやゲームについて調べることが勉強になるの?」と思うかもしれませんが、登場人物の名前が神話にちなんでいたり、星と関係していたり、発展させていくといろいろな発見があるものです。
そして、自分の好きなものから得た知識はよく覚えているので、大人になってからもさまざまな場面で役に立ちます。
お子さんはが、「なぜ?」「どうして?」とよく尋ねてくるという方もいるのではないでしょうか。
子どもから疑問が生まれたときは、学びにつなげられる大チャンスです。すぐに答えを教えてしまうのではなく、子ども自身に調べてもらうだけで、それは立派な家庭学習になります。
そのためには、生活の中で生まれた「なぜ?」を集めておく必要があります。疑問が浮かんできたときにメモに残しておくようにすると忘れずにストックできるので、ぜひ試してみましょう。
また、積極的に「なぜ?」を見つけにいくのもおすすめです。お子さんが読んだ本や新聞、テレビのクイズ番組やニュースなどから、ネタになりそうなものが見つかります。
たとえば、以下のような例が挙げられます。
日常生活の中の「なぜ?」をたくさん見つけていきましょう。
K.Yさん(山口県)
第一子が小学校へ入学してからというもの、家庭では訓練のような計算ドリルや文字の練習のような課題ばかりを与えていました。しかし、学校の宿題も同じようなメニューが出されるため、とても本人はつまらなそう。そこで家庭学習は楽しめるものを第一に考えることに。「今一番好きな恐竜について教えて?」や、「最近初めて知ってびっくりしたことは何?」などと子どもがいきいきと取り組めるような内容にしました。
自分の経験も、低学年のお子さんにとっては家庭学習のネタの宝庫といえます。たとえば、これまで旅行に行った土地や旅行先の体験で、深掘りするとおもしろそうなことを見つけてみましょう。
また、習い事もお子さんにとって身近に感じられるのでよいネタになります。スポーツや楽器の上達法をじっくりと自分で考えたり、上手い人はどのようにしているのか調べてみたりすると、日々の習い事への向き合い方も変化していきます。
以下に例をいくつか挙げます。
ここからは、学校での学習の内容につながる家庭学習について紹介していきます。
学校の授業で発言して活躍したり、テストでいい点を取ったりすると、お子さんは自己肯定感が高まります。さらに先生に褒められると、お子さんは嬉しい気持ちになるはずです。
「やればできるんだ!」という意識が、お子さんの学習意欲をさらに高めます。
ご家庭でも、間違いを指摘するだけではなく、まずは褒めることを第一に考えましょう。
続けていくうちに、お子さんから自ら学ぼうという姿勢が生まれます。
A.Uさん(広島県)
小学校入学当初は早生まれということもあってか、あまり勉強の面で自信がなく、授業中は発言もほとんどしていなかった娘。勉強は嫌いではないが、もっとすごい子がたくさんいるから自信がない、とのこと。それならばと思い、学校で使う教科書を少し先の方まで一緒に読んだり、算数の問題を解いてみたりしました。すると、学校の先生から「最近授業中の発言がすごく増えました。話し方にも自信が付いたようです。」というお話を頂きました。
ひらがな・カタカナは、小学校に入学して最初に学習しますが、大人になってもずっと使い続けるものです。つまり、初めての学習にして、最も大切な内容だといえます。
低学年の家庭学習では、できるだけ丁寧にひらがな・カタカナを書く練習をしましょう。お楽しみの要素を入れるとすれば、ノートにイラストを描いてあげて、その名前をひらがなとカタカナで書くという方法もおすすめです。
絵を描くのが好きなお子さんであれば、「どうぶつ」「やさい」などとカテゴリを指定して、お子さんには思いつくものの名前とイラストを両方書いてもらうと楽しく取り組めます。
小学1年生では、80個の漢字を習います。家庭学習でしっかりと復習すれば、漢字嫌いになるのを防げます。
漢字もひらがな・カタカナ同様、ゆっくり丁寧に書くことを意識して取り組むように声をかけましょう。漢字の場合は、トメ・ハネ・ハライがきちんとできていないとテストで減点の対象となるので、確認しながら書きましょう。
さらに、漢字は1つの字でもいくつもの読み方がありますし、書き順や使い方など、多くの覚えるべき情報があります。それらも一気にチェックしておくと安心です。
算数の計算で基礎となるのは、何と何を足すと10になるかという計算問題です。家庭学習で時間がたっぷり取れるときに、お子さん自身で何と何を足すと10ができるか、すべて書き出してもらいましょう。
これがしっかりと理解できていると、複雑な計算問題もスムーズにこなせるようになります。

世の中にはデジタル表記の時計が溢れていますが、時計の読み方は算数の学習にも登場するため、アナログ時計の読み方を早めにマスターできていると安心です。
長針と短針の意味の理解からスタートし、時間の読み方の問題をたくさん解いていけば、自分で自信を持ってアナログ時計を読めるようになります。
家庭学習では、自分が学びたいことを自分が好きなように学びましょう。すると、お子さんにとっては、学習といえども楽しい時間になっていくはずです。
主体的な学びの第一歩として、お子さんに自分で自主学習ノートを作ってもらいましょう。親御さんは、なるべく「こうしなさい」と指示せず、お子さんのアイデアを大切にするのが大切です。
「でも、自主学習ノートって何をしたらいいの?」と困ったときのために、2つのアイデアを紹介します。
お子さんが自分で文字を書けるようになったら、絵本の紹介文をノートに書いてもらいましょう。文字を書く練習、文章を考えて書く練習、読書量の増加など、たくさんのメリットがあります。
本を読むのは、国語力をつける上でも重要です。また、読書感想文を書くときにも役立ちます。読書嫌いにならないためにも、本を自然に読む習慣がつけられるようにしていきましょう。
習い事は、定期的に自分が行っているので、何かしら気づくことも多いのではないでしょうか。しかし、難しく考えず、毎回感想を残すだけでも意味のあるノートになります。
趣味はもともと自分の好きなことなので、きっとお子さん自身でいろいろとアイデアが浮かぶはずです。好きな曲や選手、動物など、どこが好きなのか紹介文を書いてもらうのもおすすめです。
低学年のお子さんは、苦手なものを克服させるよりも、好きなことや得意なことを伸ばしてあげるほうが、親子にとって良い効果があります。
時間に縛られない家庭学習は、お子さんがなるべく自由に学べるようなスタンスを取ってあげましょう。自由な学びを見守っているなかで、お子さんの得意なものや強みが見つかるきっかけになるかもしれません。
プリゼロは、お子さんのさまざまな記録を残しておくのに役立ちます。家庭学習のネタを見つけるために残したメモや、興味を持った内容を写真に収めたものを見返すときに、わかりやすく保存ができてとても便利です。
また、お子さんの学習したものを紙で保管しておくと、場所をとる上に、どこにしまったのかわからなくなることもあります。「子どもの成長の証としてとっておきたいけど、泣く泣く処分するしかない…」という方もいらっしゃるかもしれません。
そんな悩みも、プリゼロに写真として保管しておけば解決できます。お子さんの成長の軌跡を、ぜひプリゼロに残してみませんか?
この記事を書いた人
プリゼロパートナーライター
元小学校教諭や塾講師、現在子育て真っ最中の専業主婦などさまざまな経歴や経験を持つプロライターの方々が集まっています
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